7月は七夕。夜空を見上げてみたくなる、夏はそんな季節のように思います。
満天の星を仰ぐ夜空の名所は日本各地にありますが、10年ほど前の夏に訪れた阿蘇山のカルデラから見上げた星々も圧倒的な存在感で、美しさに息をのむ感動をしたのを覚えています。
そんな阿蘇山の麓、熊本市で8月3日~6日まで「令和元年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」の剣道競技が開催されます。都道府県代表が集まり覇を競うひのき舞台で、大阪府代表として履正社高等学校男子剣道部が団体戦に臨みます。 121校が参加した大阪府大会で見事17年ぶりの優勝。不断の鍛錬が実を結んだといえるでしょう。一方女子も大阪府大会個人戦の決勝が履正社高校生同士。こちらも優勝・準優勝の2人が大阪府代表として個人戦に出場します。 女子剣道部は現在創部5年目で、初年度からほぼ毎年個人戦や団体戦で全国大会出場を果たしており、今や一角の強豪校に成長してきました。
アスリートとトレーナーは切っても切れない存在です。履正社の高校生剣士を陰ながら支えているのは、本校ATコースの指導教官と、みなさんの仲間である7人の学生トレーナーたち。プロのトレーナーとして指導をする田中祐樹先生は、本校で鍼灸師とJSPO-ATの資格を取得。選手だけでなく、監督やコーチともコミュニケーションをとることが重要と言います。学生トレーナーたちと工夫し、定期的に実施しているメディカルチェックや体力テストが、トレーニングや食事に対する選手の意識を大きく向上させ、積極的な自己管理に結びついているとのこと。学生トレーナーたちも「縁の下の力持ち」として選手と一緒に戦っています。日本スポーツ協会公認JSPO-ATの資格取得に向けて、この経験が活かされるに違いありません。
男女ともに全国制覇を成し遂げてもらいたいものです。熱い応援を届けに、私も、いざ熊本へ!ふたたび阿蘇山のカルデラから銀河星雲を眺めてみたいとも思っています。
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2020年4月より、履正社医療スポーツ専門学校スポーツ学科では「キャリアトレーナーコース」を開設します。
社会人・大学生対象のコースで、働きながらアスレティックトレーナー(日本スポーツ協会公認JSPO-AT)資格を取得することが出来ます。 授業は平日の朝9:30~12:40までの2時限のみ(2年制)。午後からは治療院などで働く時間を確保しつつ、効率よく単位を取得することが可能です。 医療やスポーツの現場に立ちながら国内最高峰のトレーナー資格「JSPO-AT」が取得でき、キャリアUPには最適のコースです。