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理事長だより

vol.35「いざ、プレミアリーグWESTへ」

2022年は履正社創立100周年の年。記念すべきこの年に、本校の学生トレーナーたちがサポートする履正社高等学校サッカー部が、高円宮杯JFA U-18サッカー「プレミアリーグWEST」に進出します。

履正社高等学校サッカー部は、2003年に創部され、来たる4月から20年目のシーズンを迎えます。初年度より監督には体育科平野直樹先生(JFA公認S級ライセンス保有)が就任し、創部2年目で全国高校総体に出場、昨年度を含めて過去に六度、大阪府代表として全国高等学校サッカー選手権大会や全国高校総体に出場しています。また、プロチームのユースなどが数多く参戦するユース年代最高峰のリーグ戦「プレミアリーグWEST」へも、過去に進出した実績があります。

2021年度は、プリンスリーグ関西で見事に1位となり、昇格をかけた昨年12月のプレーオフ決定戦(2回戦)へ駒を進め、見事に連勝した結果、6年ぶりに「プレミアリーグWEST」への復帰を果たしてくれることになりました。2022年度は西日本12チームの強豪がひしめく同リーグで、年間を通してホーム&アウェイ方式で戦い、勝ち点合計を争うことになります。

履正社高校の対戦相手は以下の11チームです。

・清水エスパルスユース(静岡県)

・静岡学園高校(静岡県)

・ジュビロ磐田U-18(静岡県)

・名古屋グランパスU-18(愛知県)

・ガンバ大阪ユース(大阪府)

・セレッソ大阪U-18(大阪府)

・ヴィッセル神戸U-18(兵庫県)

・サンフレッチェ広島F.Cユース(広島県)

・東福岡高校(福岡県)

・サガン鳥栖U-18(佐賀県)

・大津高校(熊本県)

躍進の原動力と抱負を平野監督に尋ねると、「モットーは全員攻撃全員守備です。選手全体の底上げができてきました。勝敗もさることながら、試合内容を大切にしています。勝利のために、自分たちがやりたい事をやるだけでなく、相手が嫌がる事をやる。言い換えれば、相手の良さを消して自分たちの良さを出すように工夫しています。我々は守備的なチームではありませんが、今年度の公式戦では12失点しかしていません。これは決して受け身ではなく、攻めることで相手の攻撃力を半減させた結果だと思っています。6年前は、相手をリスペクトし過ぎたように感じています。今回は先に述べたような我々らしさを前面に出した戦い方をして結果を出したい。」との返事が返ってきました。

一方、サッカー部の練習には履正社医療スポーツ専門学校アスレティックトレーナーコースの学生たちが、実習の一環として選手をサポートしています。専門学校の山下直人先生が指導教官。

山下先生は、本校で日本スポーツ協会公認ATと鍼灸師の資格を取得した卒業生でもあります。その下で学生トレーナー4名が、チーム側のリクエストに応じたパワーやアジリティ(敏捷性)トレーニングの練習メニューを組むことも多く、年齢も近いのでリハビリの選手には心強い相談相手。ピッチに立つ選手ばかりが目立つが、誠実に一生懸命やってくれる縁の下の力持ちに、指導者や選手たちも大いに感謝しているとのこと。

本校の学生トレーナーたちも選手と一緒に戦っているのです。

先ずは「プレミアリーグWEST」に定着することを、願わくは履正社旋風を巻き起こしリーグ制覇を成し遂げてもらいたいものです。

因みに、2022年度「プレミアリーグEAST」へ参戦するのは以下の12チーム、EASTとWESTの優勝チームが頂上決戦を実施する予定になっています。

・青森山田高校(青森県)

・前橋育英高校(群馬県)

・桐生第一高校(群馬県)

・大宮アルディージャU18(埼玉県)

・柏レイソルU-18(千葉県)

・流通経済大附属柏高校(千葉県)

・市立船橋高校(千葉県)

・FC東京U-18(東京都)

・川崎フロンターレU-18(神奈川県)

・横浜F・マリノスユース(神奈川県)

・横浜FCユース(神奈川県)

・JFAアカデミー福島U-18(静岡県)

履正社高等学校サッカー部選手の募集について

我こそはと思う中学3年生(現中2)のみなさんは、サッカー部公式ホームページよりお申し込みのうえ、普段の練習にトライアウトとしてご参加ください。共に「全国」と「プレミアリーグ」を目指しましょう!

履正社高校サッカー部

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