全国のマネージャーさんのスキルアップをお手伝いします。
履正社医療スポーツ専門学校の素顔をお伝えする広報ブログ、第一回は「マネージャーSKILL UP教室」ついて。日頃から選手をサポートしているマネージャーの皆さん、顧問の先生方を対象にした無料セミナーで、全11回の開講が予定されています。5/10(月)にオンラインで行われた第1回「ケガをした選手への応急処置基礎知識」は大好評で、たくさんの方にご参加いただきました。この講座を企画・運営している広報部の南 遥夏スタッフに、企画に込めた想いを聞きました。
――マネージャーさんに向けた講座って、珍しいですね。
出張授業で高校に訪問した際、部活の顧問の先生や現役マネージャーさんにお話をお伺いしていると、「選手をサポートするための知識やスキルについてもっと知りたいけど、何をしていいかわからない」「マネージャー業務をする上で役に立つ情報が得られない」とおっしゃるんです。
一般的にはマネージャー=洗濯などの雑用、と思い浮かべる人もいるかもしれませんが、それ以外にもできることってたくさんあるんです。選手をケアするために実践的に使える知識やスキルを学べば、普段の練習や試合の時に応用できる。「自分は選手たちにこんなことができる」と、満足感や自信を持ってもらえたら。そんな気持ちが出発点です。
本校に入学する学生はスポーツを頑張っている人が多いのですが、選手だけじゃなくマネージャー経験者も結構いるんですよ。
――選手をケアするスキルって、例えばどんなことがありますか。
まずは選手がケガをしたときの応急処置やテーピングですかね。例えば、選手が捻挫したとき。テーピングを巻いたらぐちゃぐちゃになったこと、ありませんか?
――あります! テーピングあるある……。
本を参考にやってみると、手順が細かくて不慣れな人はかえって時間がかかるし、順番を覚えづらかったりしますよね。でも「このテープだけは絶対巻いておいた方がいい」とか、ポイントがあるんです。コツを押さえておくと忘れにくいし、ちゃんと巻けますよ。
――それはぜひ知りたいです。テーピング以外にもマネージャーさんが知っておくと役に立つことってありますか。
もちろんたくさんあります。選手がトレーニングやストレッチをするときのフォームチェックとか。これ、やってる本人は「ちゃんとできてる」と思っていても、実際は姿勢が崩れていたり、正しくできてないことって結構あるんです。
――確かに、自分では気づきにくいかも。
鏡を見ながらやったり、誰かに見てもらわないと難しいはずです。さらにチェックする側も、顧問の先生1人で(選手全員のフォームを)見られない状況とかもあると思うんです。そんな時、マネージャーさんも一緒に分担して確認できるといいですよね。
――南さん自身もLFT(ライフ・フィットネス・トレーナー)コースの卒業生ですし、トレーニングの現場で気づいたことがたくさんあるのでは。
そうですね、やはりフォームチェックは大切だと思います。例えば体幹トレーニングならちゃんと(体幹に)効いているか、確認すべきポイントを知っているとトレーニングの効果も上がるし、怪我の予防にもつながりますから。
――LFTコースを選んだ理由は。
実は私自身、高校生のときにバレーボール部の練習でケガをして困った経験がありまして…。それがきっかけでトレーナーの仕事に興味が湧いて、この業界に入りました。
えっ、南さん、どんな困った経験が……? 次回は「マネージャーSKILL UP 教室」が生まれた背景や、企画に込めた思いについてクローズアップします。
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<広報Mの取材MEMO>
南さんはお姉さんも本校の卒業生。野球を頑張っている弟さんは、2人のお姉さんから普段のトレーニングやストレッチのアドバイスをもらっているのだそう。なんて贅沢な環境!