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こんにちは、履正社国際医療スポーツ専門学校 広報部 Tです。
先日、アスレティックトレーナーコースの実習現場にお邪魔しました。
この日は、西日本の15歳以下の選手が出場するサッカー大会「JCYインターシティ トリムカップ(U-15)WEST 2024」のトレーナーブースで、選手サポートを実施していました。

ベッドやマットが並べられたトレーナーブースに、アスレティックトレーナーコースのみなさんが朝から待機。訪れた選手に、テーピングやストレッチ、トレーニングの指導などを行います。

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学生のみなさんの様子を見ていて驚いたのは、選手との会話の多さ。処置や指導に入る前に、選手とじっくり話をし、メモを取る姿があちこちで見られます。
何となく足に違和感がある、屈むと膝が痛い……。自分の身体の状況を正確に説明するのは、大人でもなかなか難しいと思いますが、10代前半の選手となると尚更です。言葉をうまく引き出すには、丁寧なコミュニケーションが大切。目線の高さを合わせ、柔らかい表情で話しかけたり、自身も身体を動かして見せ、どこまで同じ動きができるかを確認したり。選手の緊張をほぐしながら、処置していきます。
アスレティックトレーナーは、アスリートを「最も近く」で支える仕事のひとつ。近いのは物理的な距離だけでなく、心の距離も含まれるのだということを実感しました。

日中は35度近くまで気温が上がったこの日。普段以上に選手の体力も奪われます。試合は複数のコートで行われるため、熱中症や足がつるなど、処置が必要な選手はいないか、見回りも行いました。
暑い中、お疲れさまでした!
撮影にご協力いただいた先生方、学生のみなさん、ありがとうございました。
今回ご紹介できたのは、アスレティックトレーナーの仕事のうち、ほんの一部です。
オープンキャンパスでは、アスレティックトレーナーコースの授業を実際に体験したり、個別で相談することができますので、興味を持った方は、こちらよりぜひご参加ください。