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こんにちは。
履正社国際医療スポーツ専門学校・広報部 Oです。
柔道整復学科の3年生は、11月の実技試験に向けて実習に取り組んでいます。
ある日の授業を覗いてみると、足首のテーピングの実習を行っていました。
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本日のテーピングは2種類。
「バスケットウィーブ」
「フィギュアエイト/ヒールロック」
担当の篠浦先生のデモンストレーションが始まると、静けさが教室を包みます。
学生たちの高い集中力が、心地のいい緊張感を生み出しています。
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お手本が終わったら、いざ実践!
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「丁寧に、綺麗に、シワなく」
篠浦先生は何度もこの言葉を繰り返します。
まずはテーピングの下地となるアンダーラップを巻いていきます。
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続いて、テーピング。
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シュッ、ビリッ
シュッ、ビリッ
シュッ、ビリッ
テーピングを伸ばす音、切る音が、教室のそこかしこから聞こえ始めます。
「巻き具合どう?」
「いい塩梅やわ」
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お互いに巻き具合を入念に確認。
「ここのテープの間隔が同じになるといいね」
「巻くときは、こういう手順がいいんじゃない?」
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篠浦先生は、一人ずつ丁寧に技術を確認します。
「試験当日は外部から審査官が来るし、とても緊張するんです」
「緊張を乗り越えるためにはどうしたらいいですか?」
篠浦先生に聞いてみました。
「とにかく練習して、手に覚え込ませることですね。 ここからみんな追い込みです」
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少しでも技術を磨き、
少しでも実力が発揮できるように。
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3年生の後ろ姿には、プロフェッショナルのオーラが漂い始めています。