こんにちは、履正社国際医療スポーツ専門学校 広報部です。
5/9 (月)、第2回マネージャーSKILL UP基礎講座が来校&オンラインで開催されました。テーマは「ケガ発生頻発部位、足首・膝に対するテーピング」。
講師は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師の篠浦達智先生です。
スポーツをしていたら必ずお世話になるテーピング。特に、ケガが発生しやすい足首や膝に巻く機会が多いのではないでしょうか。今回は篠浦先生に「足首、膝」に特化したテーピングの巻き方をレクチャーしていただきました。まずはテーピングの目的や効果、種類、注意点等を学びます。
そして、お待ちかねの実技。篠浦先生からお題が出ました。
「手首を手のひら側に曲げると痛い、という人に、どうテーピングを巻いていきますか?」。
しばしシンキングタイム。来校してくれた方は、実際に用意されたテーピングを巻いて考えてみます。
「基本はあるのですが、正解はありません。どうしたら動きを制限できるのかを考えた上でテーピングを巻いてみてください」と篠浦先生。
そしてここから、テーピングを巻く時の基本の考え方を教わります。上の写真で篠浦先生が見せてくださったIサポート、Xサポートと、8の字に巻きつけるフィギュアエイトです。
さらに今回はホワイトテープではなく伸縮テープを使う、簡略化バージョンを教えてもらいました。
まずは足首へ、基本のデモンストレーション。アンダーラップ、1枚だけアンカーテープ、伸縮性のあるテープでスターアップ、フィギュアエイトを行います。
「スターアップをまず覚えましょう。場合によってはこれだけでもOK。フィギュアエイトだけの処置でOKな場合もあります」と、篠浦先生。
しっかりと固定ができるホワイトテープを使ったベーシックな工程ももちろん最初に説明を受けましたが、テーピングが大の苦手だった筆者(広報M)の心のハードルは一気に下がりました……早く知りたかったです(涙)。
今度は膝へのテーピングです。本来は膝も、工程がたくさんありますがごく簡単に。
写真は難関箇所、膝のお皿部分の周りを上手に巻くためのガイド。ペンでひし形の補助線をひき、この線に沿ってテープを巻くのだそうです。
早く、丁寧に巻くためのコツがわかったところで、参加者のみなさんも実際にやってみます。テーピングは練習あるのみ、ですね。
最後は質疑応答。オンライン参加の方から、たくさんの質問をいただきました。この機会にぜひ、日ごろのお悩みや疑問をお寄せください。
次回は6月27日(月)、テーマは「この時期から対策を! 熱中症について知ろう」です。講師は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、西佳昭先生が登壇します。
来校&オンライン、両方開催しますのでぜひご参加ください。
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<広報Mの取材メモ>
テーピングって、高いですよね。巻くのが下手だと効果も出ないし、ずれたり取れたり。私自身、たくさんのテープをロスしてしまっていました。消耗品だからこそ、きっちりマスターしておけば無駄なコストをかけずに済むのかもしれません。タイムマシンがあれば、学生時代の自分にそう説明しにいくと思います。ドラえもんみたいに便利道具は出せませんが…。