まるで「身体の通信簿」!? InBody測定でわかること。
こんにちは、履正社国際医療スポーツ専門学校広報部です。
9月11日(日)、ライフ・フィットネストレーナーコースがスペシャルイベントを開催します！
この日、体験できるのは「InBody測定」と「ファンクショナルトレーニング」。
一体、どんな内容なのでしょう？ ライフ・フィットネストレーナーコース教員の照屋博康先生にお話をおうかがいし、広報Mが体験してみました。
――照屋先生、今日はよろしくお願いします。ライフ・フィットネストレーナーコースにすごいマシンがあり、9/11のイベントで体験できると聞いたのですが……。
InBodyのことですね。用意してますよ。
↑ライフ・フィットネストレーナーコースの照屋先生。オープンキャンパスでも指南くださいます
↑こちらが噂のInBody
――このマシンで、何がわかりますか。
簡単に言うと「身体の中身」が測定できます。体水分量やタンパク質量、ミネラル量といった「体成分」、体重、筋肉量、体脂肪量といった「筋肉-脂肪」、BMIや体脂肪率といった「肥満指標」。基礎代謝量や部位別の筋肉量もわかります。
――どんなところに設置されているんですか？
フィットネスクラブや高齢者の方向けの運動施設といった「健康増進施設」が多いですね。病院に設置されていることもあります。じゃあ、まずは測ってみましょうか。服のポケットに何も入っていないか確認してもらいつつ、裸足になってInBodyにのってみてください。のっている間は喋らないでくださいね。
(1分半経過)はい、OKです～。
――えっ、もう終わりですか？ あっ、測定データがプリントされてきました(はやっ)！ わ～、これが私の身体の通信簿なんですね。先生、私、どうでしょう。
えーっと、Mさん、まずはこれ以上体重を増やさないようがんばりましょうか。
↑結果はこんな感じで確認できます。67点でした
――がんばります（笑)！ それにしても、こんなに詳しくわかるんですね。これで測定は終了ですか？
測定して終わりではありません。フィットネストレーナーはこのデータを基に、実際にお客様にカウンセリングし、その方にとってベストな食事や運動の方法を提案します。ここで大切なのが「測定された数値の意味を理解し、お客様のバックグラウンドを捉える」ことです。
――数値の意味を理解？ バックグラウンド？
たとえば……「体重60㎏」と言っても、体脂肪率が20％と30％では捉え方が変わります。身長が170cmと160cm、20代と30代でも同じように評価は変わってきます。トレーナーは担当するお客様の「〇カ月で〇kg痩せたい」といった目標に寄り添いつつ、現実的に可能かどうか、数値を分析しながら判断材料にするんです。「下半身の筋肉量がしっかりしていますが、何か運動をされていたんですか？」とコミュニケーションを取ることもできます。そういったことを1対1でできるのが、パーソナルトレーナーです。
――LFTの学生は、授業でInBodyを使いますか。
使いますよ。1年生はまず「スポーツ医学」の授業でInBody測定時に記載される各項目の数値の意味を学びます。2年生は後期で「運動処方論」という授業があり、自分の測定結果データを基に、どういった運動を処方するのかレポートを提出します。
――さすがトレーナーの卵たち！ 照屋先生もInBodyを使ってカウンセリングをすることはあるんですか。
私と辻本先生は、とあるイベントで1日200人、測定したことがあります(笑)。測定後、おひとりにつき２～3分しかありませんでしたが、アドバイスさせてもらいました。良い数値はとてもいいですね！とほめて、改善点はその方の体力レベルやモチベーションを考慮しながら運動や食事を提案します。運動が苦手な方なら「歩幅をいつもより大きめにして歩いてみましょうか」とか。
――9/11の特別オープンキャンパスで、この体験ができるんですね。
もし部活でスポーツをしていたり、個人でトレーニングをしている高校生なら、日頃の運動の成果を知るチャンスです。測定後はファンクショナルトレーニングを実施するので、「お客様の身体の状態を正しく理解し、それを基に最適な運動を処方する」という、トレーナーの仕事がイメージできるようになると思います。
――楽しみですね。ところで照屋先生、ファンクショナルトレーニング、って何ですか……？
次回は「ファンクショナルトレーニング」について、照屋先生にお伺いします。
ファンクショナルトレーニングを知れば、日常が変わるかも！？ ぜひご一読ください。
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