こんにちは、履正社医療スポーツ専門学校 広報部です。
3/13(日)、鍼灸学科では特別イベント「キレイを引き出すツボLesson」を開催します。
どんな内容なのでしょう? 担当の井前由紀先生と日開美月先生にうかがいました。
―――イベントテーマは「キレイを引き出す」ですね。企画背景を教えてください。
日開 鍼灸は治療やスポーツ現場だけでなく、美容の分野でも活用されています。鍼灸×美容で「こんなことができますよ」「こんなお仕事がありますよ」といったことや、履正社の鍼灸学科のコンセプトでもある「体の中からきれいにする」というメッセージをお伝えできればと思っています。
井前 「美容鍼灸=顔に鍼を打つ」というイメージがある人もいるかもしれませんが、それだけではないんです。健康になることで結果的にキレイになるというアプローチが私たちの考え方の基礎になります。
――今回はフットケアですが、鍼灸アプローチでどんなケアができますか。
日開 今の日本人の生活リズムを考えると、脚に反応が出やすいツボや経絡は多いと思います。体験していただいたら、ちょっと痛みを感じたり、すっきりしたり、何らかの反応があると思いますよ。
――たとえば、どんな反応が?
井前 個々人の体質や体の状態にもよりますが、一般的に日本人に出やすいとされる胃腸や腰の弱さに関係するツボや経絡があります。
――脚と胃腸って、関係してるんですね。
井前 ストレス由来のイライラや思い悩みがちな人は、脚がイタタ……となりますね。
日開 フットケアの後に「すっきりした~!」と感じる人は、ストレスを抱えている傾向が高めかもしれません。
――すごく思い当たります(笑)。
井前 心にもアプローチできるのが、東洋医学の面白いところでもあります。
写真左から、鍼灸学科の日開先生、井前先生。
――当日はどんな流れになりますか。
日開 まずはツボや経絡の流れによってこういう効果がありますよ、というところから。その後、むくみがちな脚をすっきりしてもらおうかと。初めにデモンストレーションをお見せした後は、クリームを使って施術してもらいます。
――トータル美容専攻の授業でも、こういったことを学べるんですか。
井前 授業では、実際にお客様に手技をされているプロの先生を多数お招きしています。手技といっても、様々なアプローチがあることを学生に学んでもらっています。
――男子学生の受講が多いそうですね。
井前 そうなんです! 美容男子が年々増えています。
日開 ほんと、意識が高くて。今日も男子学生から美容相談を受けました(笑)。
井前 当日はフットケアですし、参加は男女問わず大歓迎です。
美容だけでなくスポーツの現場でも使えますよ。「選手のために覚えたい」とフットケアを選択授業で参加する鍼灸+アスレティックトレーナーコースの生徒もいます。疲労がたまるとむくみやすくなるので、予防のために疲労物質を流したり、筋肉をほぐして動きやすくする効果もありますから。
――当日は簡単なチェックシートをもとに身体に合う健康茶もふるまってくださるんですよね。
井前 チェックシートに沿って答えると、気(体内のエネルギー)・血(体内に栄養を与える作用)、水(身体を潤す作用)の状態別で6つのタイプに分かれます。お茶は自分の体質をカバーしてくれる効果があるものです。
今回のイベントを通して、日常生活の中に東洋医学的な考え方を取り入れたセルフケアを知ってもらえたらうれしいなと思います。
心も身体もリラックスできるイベントになりそうですね。お友達を誘って参加するのも楽しそう。
井前先生、日開先生、ありがとうございました!
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