こんにちは、履正社国際医療スポーツ専門学校 広報部です。
8/22 (月)、第5回マネージャーSKILL UP基礎講座が来校&オンラインで開催されました。テーマは「肩・肘の痛みに対するリハビリ」。講師は理学療法学科の川瀬和大先生です。
参加してくれた高校生はマネージャー、選手などさまざま。今回は講義テーマとリンクする「オーバヘッドスポーツ」と呼ばれる、野球、ソフトボール、バレーボール、テニスなど「肩より上から投げる、打つ」動作を行う競技に関わる方が多い印象でした。
まずはレクチャー。投げる、打つ動きにはフェーズがあり、投球フォームには6フェーズあるそうです。
「どのタイミングで痛くなりやすいと思いますか?」という先生からの問いに、来校して出席してくれた方は見事、正解。
投球の際、「胸が張れている」「肩甲骨が背骨に寄っている」。この2つを満たせていないと、痛みが生じてくることがあるのだそうです。
その後、「なぜ、痛くなるのか」のメカニズムを学びながら、背骨と太もも裏の柔らかさのチェック、姿勢のチェック法を行いました。
チェックの後は、硬さを解消するためのおすすめエクササイズを実践。
行う際のポイントも、川瀬先生がしっかりと解説してくださいます。
なかでも肩甲骨が硬くて弱い人のためのエクササイズはかなりキツそうで、体験してくださった方からは「ひぇぇぇぇ…」と、声があがっていました。しっかりと効いている証拠ですね!
↑このエクササイズの体験後、「どうして右肩と左肩で差ができてしまうんですか?」と、ご質問をいただきました
最後に「選手、マネージャーに関わらず、今回習ったチェック法とエクササイズは、まずは自分でやってみることが大切です」と、川瀬先生。自分の身体で実践あるのみですね。
終了後の質問タイムでは、「エクササイズはそれぞれ、何秒ぐらい行えばいいですか」といったことから、「広背筋、僧帽筋の硬さをチェックする方法とエクササイズを教えてください」など、より細かなアプローチをリクエストいただきました。
(質問タイムはチャンスタイム!普段から知りたいことをぜひ、お寄せください)
↑ボーナストラックとして、僧帽筋にアプローチするエクササイズを教えてもらいました
次回のマネージャーSKILL UP基礎講座は9月26日。理学療法学科・井口奈保美先生による「足首のケガに対するリハビリ~後遺症を残さないために~」です。癖になりやすい足首のケガ。どんなところに注意してリハビリを進めていけば良いのでしょうか? ケアやトレーニングの方法について詳しく知りたい方は、ぜひご参加ください!
<次回のマネージャーSKILL UP基礎講座のご案内はこちら>
<広報Mの取材MEMO>
広背筋が硬いかどうかをチェックする動作を行ったのですが、己のあまりの硬さに(予想はしていましたが)びっくり。合掌のポーズをベースに両肘をぴったりとつけ、肘の角度は90度に。そのまま腕を上にゆっくり上げるのですが……。広報・南さんがすいーっと美しく上げる姿がまぶしかったです(南さん、さすがピラティスの先生!)。