正しく身体を使えるようになる、「ファンクショナルトレーニング」。
こんにちは、履正社国際医療スポーツ専門学校広報部です。
9月11日(日)、ライフ・フィットネストレーナーコースがスペシャルイベントを開催します!
この日、体験できるのは「InBody測定」と「ファンクショナルトレーニング」。
前回は「InBody測定」がどんな内容なのかを教えてもらいましたが、今回は「ファンクショナルトレーニング」について。ライフ・フィットネストレーナーコース教員・照屋博康先生に引き続きお話をおうかがいしました。
――照屋先生、9/11に体験できる「ファンクショナルトレーニング」について詳しく教えてください。
「ファンクショナル」とは「機能的」という意味です。解釈はいろいろありますが、ここでは「機能的に身体を動かす」という観点でお話しますね。歩く、座る、階段を上り下りする、何かを持ち上げるといった日常動作を行うとき、「膝が痛い」「腰が痛い」と訴える方、いらっしゃいますよね。
――私も荷物の上げ下ろしとか、腰を痛めそうでいつも怖いです。
何かの動作を行う時に負荷がかかってしまうのは「正しい体の動かし方」ができていないから。でも、一度刷り込まれてしまった体の動きって、脳が覚えてしまうので修正するのが難しいんです。よく「失敗は成功のもと」と言いますが、こと運動に関しては一度覚えた失敗(間違った動き)は「成功のもと」になることはないんです。だからコツコツと、脳に正しい動きを覚えさせて上書き保存する。これをファンクショナルトレーニングで行います。
――なるほど~。
ファンクショナルトレーニングの面白いところは、日常動作を改善できるだけでなく、筋肉の硬い部分は緩めて動きやすくし、筋力の弱い部分は強化する。ただ鍛えるだけではなく、目的に応じたトレーニングを行うことで動きやすい身体づくりをめざせることです。アスリートが正しい競技動作を身につけるトレーニングにも対応できます。じゃあそろそろ、イベント当日に体験するファンクショナルトレーニング、やってみましょうか。ViPR(バイパー)とTRX®サスペンショントレーニングです。
↑こちらはViPR。左の赤は6㎏、右のパープルは4㎏あるそうです
――ViPRは、どんな風に使うんですか。
たとえば、こんな感じとか。
↑当日は、ViPRでさまざまなワークアウトができます
――おおー。
身体には動かすべき関節、動かさなくていい関節があります。ジョイント・バイ・ジョイントセオリーというのですが、こういう理論を確認しながら、正しい動作をチェックします。詳しく知りたい方はイベント時にぜひ、質問してくださいね。
――TRX®は?
TRX®はさまざまなツールがありますが、本校ではTRX®サスペンショントレーニングを使用します。こうやって、腕をひいたりします。
↑こちらがTRX®サスペンショントレーニング
――両方とも、ライフ・フィットネストレーナーコースでインストラクターの資格が取れるんですよね。
そうです。しっかり使いこなせるようになりますよ。
――前回の「InBody測定」もそうでしたが、実際に体験してみることで、フィットネストレーナーがどんな観点で身体をみて、どんな風に運動を処方してくれるのかを知ることができますね。照屋先生、ありがとうございました!
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